私はキャバ嬢でも元キャバ嬢でも何でもないんですが、ABEMAで放送された【GX-伝説のキャバ嬢が女の子を大改革】という番組を何度も繰り返し観ています。
特にキャバ嬢に憧れているとか好きだというわけではなく(もうおばさんですし、、、)、出演されている方の中にはこの番組を観るまで知らなかった方もいるほどその辺りの界隈の情報には疎い私なんですが、確かTwitterか何かで誰かがこの番組を面白いと言っていたのがキッカケでなんとなく観てみたのが事の始まりです。
メールレディとキャバ嬢さんとではお仕事の仕方は違いますが男性を相手に楽しんでもらい自分が提供したサービスに見合ったお給料を貰うという点では同じですよね。
何の意識も持たず毎日なんとなく男性とお話しているだけでは稼げない。
どんなお仕事だってそうです。もはやお仕事の話だけにとどまらないとも思います。
与えられた事を思考停止でこなしていくだけの日々では何も生まれない。
なりたい自分になる為に必要なことがこの番組には詰まっていました。
- 自分はどうなりたいのか
- 目標を達成する為には何をすればいいのか
- それをすぐ行動にうつす力
- 行動したあと実際にしっかり実行する力
この一通りの流れを身につける事が大切で、これをできて初めて自分や周りの人を守れるようになるんじゃないのかな、と。
GX-伝説のキャバ嬢が女の子を大改革
この番組の内容は、”3人の伝説のキャバ嬢がそれぞれ違った悩みを抱えた女性の内面・外見をプロデュースする”というもの。
(今でも無料で観られますので興味のある方はぜひ観てみてください。)
そこで出てくる3人というのは、小川えり(エンリケ)さん・愛沢えみりさん・一条響さんです。
小川えり(エンリケ)さん
まず1人目は、名古屋の元No.1キャバ嬢小川えりさん。愛称エンリケさんで有名ですよね。
- 現役時代の収入は時給26万円
- 2019年の引退式での売上は4日で5億円
- 現在は様々な事業を展開する実業家
”No.1になりたいキャバ嬢”
そんなエンリケさんがプロデュースするのは、キャバクラで働き始めて8か月目になる現在の順位は20位の女性。
やるからにはトップを目指したい。と、いつかNo.1になる事を夢見ています。
エンリケさんの教え
まずは自分を知るということが大切で、自分を知らないとどこを直したらいいのか改善点もわからず自分を表現できない。
その為にエンリケさんは売れてからもずっと日記をつけていて、日記にはその日何時から何時まで働いて誰がお店に来てくれてドリンクは何を飲んで売上はいくらだったか、、など細かい事まで毎日書いて、書くことで自分を知れると仰っていました。
そしてエンリケさん自身、売れるキッカケとなったのはたまたま見つけた面白い女の子のブログを文章も全部丸パクりして自分のブログで投稿したことだったそうです。
だからあなたが私の本を読み全部パクったとしてもそれはあなたの個性になる。自分のモノにすればいいんだよと。
「人は変わろうと思えば1日で変われる。
エンリケの手にかかれば秒で売れるようにしてあげる。」
という台詞が非常に印象的でした。
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愛沢えみりさん
2人目は、新宿歌舞伎町で10年間No.1であり続けた元キャバ嬢の愛沢えみりさん。
- 2019年の引退イベントでは2日間で2億5千万円の売上
- 現在はアパレル会社を経営している実業家
- 年商は30億円
”何か新しい事をしたい引きこもりニート”
えみりさんがプロデュースするのは19歳で引きこもりニートの女性。
学生時代と社会人になってからも人間関係で辛い事があり対人恐怖症のような感じになってしまって、今は働く事もできておらず、見た目を綺麗にして自信をつけて今まで嫌がらせしてきた人達を見返したいと思っています。
えみりさんの教え
過去のイヤな事に捉われているプロデュース相手に、それはたまたま自分がそこにいてしまっただけなので自分を責めずに、悪い事ばかり思い返さず良かった事を思い返そう。と、良かった事をノートに書きだすよう提案します。
(余談ですがこの時にMCのスピードワゴン小沢さんが「イヤな事が起こったのは1回だけなのに、自分の中で何度も何度も思いだして繰り返してしまう」と言っていたの、すごくわかる。)
人は見た目も大切なのでまずは外見から可愛くしてポジティブになろう、とメイク・服装・髪型などから変えていきます。
そして、誰かを見返したいとかそんな事を気にしていたらもったいない。自分を傷つけた誰かの人生を生きるんじゃなくて自分の人生を生きよう。自分が幸せと思える事が1番幸せだよと。
「やりたい事とできる事は別で、まずはできる事からコツコツ。
そうすると最終的にやりたい事もできるようになる。」
というお話が共感できました。
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一条響さん
最後は新宿歌舞伎町No.1の現役キャバ嬢である一条響さん。
- 年間7億円の売上
- イベント時には4千万円/日を売り上げる
- ディレクター兼キャスト
”売れない地下アイドル”
響さんがプロデュースするのは、売れない地下アイドルの女性。
もっとグループとしての知名度を上げたい・有名になりたい・売れたいと夢見て頑張っています。
響さんの教え
キャバ嬢もアイドルも誰かを喜ばせてお金を使ってもらう仕事というところは同じ。
自分が商品だという自覚はあるの?と問います。
太ってしまった事など見た目を気にしているプロデュース相手に、コンプレックスがあるなら努力するのが1番早い。痩せたら(やり遂げたら)自信がついて全てがうまくいくと話します。
自分に自信がもてないと人に自分を売り込めないしオドオドしてたら買ってもらえないと。
「人間みんな自分の事しか考えてない。
人のこと気にしてる余裕はないから自分の事だけ考えよう。」
という言葉が刺さりました。
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3人を歴史上の人物に例えると、、
愛沢えみりさんが番組内で自分を含めた3人のことを歴史上の人物に例えていました。
エンリケさん→豊臣秀吉
自分が動いて人を引き寄せる力・カリスマ性がある
愛沢えみりさん→徳川家康
努力をしながらしぶとくチャンスを待つ
一条響さん→織田信長
天才。メンタルも見た目も圧倒的な強さがある
なんとなくわかる気がします。
3人のプロデュースを見た感想
エンリケさんは「そんなんじゃダメ!」とお尻を叩いて指導してあげるタイプ。
でも「本当に変わりたいなら変われるチャンスはあるよ。」と自分の経験から様々なアドバイスをしてあげたりプレゼントをあげたり優しい一面もあって飴と鞭を使い分けたプロデュース法でした。
えみりさんは相手のいいところをたくさん見つけて褒めて伸ばすタイプ。
とにかくずっとニコニコしていて優しい。でも優しいだけではなくて、相手との心の距離を近づけてから本音で切り込んだ対応をしていました。
響さんはザ・ストイックなタイプで、変に濁したりすることのないハッキリとした物言いは見ていて爽快でした。
でもそれだけ厳しくしたのは”きっと頑張ってくれる”という期待をこめ相手を信用したからこそであって、最後には涙を見せるなど厳しさの中にも優しさがありました。
それぞれに全く違ったプロデュース法だったので、これはプロデュースされる側の性格にもよって相性があると思います。
皆さんはどうでしょうか?
最後は本人次第
でもどれだけ素晴らしい人に、為になるアドバイスをいただいてプロデュースしてもらっても、最後は結局本人のやる気が1番大事なんだなと思いました。
- 教えてもらった事を即実行する
- アドバイスはそのまま素直に聞いて自己流にしない
- ”どうしよう。できるかな。”じゃなく、やる
- 自分の悪いところは認める
- 言い訳をしない
- わからない事は教えてくださいと言う
もし誰かに何かを教えてもらうなら、こういったところは気をつけたいです。
最後に
出演していたキャバ嬢の方達はとても意識が高く、それだけ頑張ってたくさん努力したから今の立ち位置があるんだなと納得できましたし心から尊敬できて、状況は違いますが3人のマインドや行動力・実行する力などを見習って自分も頑張ろうと刺激になりました。
でも本来わたしは超がつくネガティブ体質で、正直これを実行しようと努力してもそうそううまくいかないダメダメです、、、
そんな時は無理をしない事も大切にしています。
みんながみんな同じようにできるわけではないしペースがある。
どうなりたいかも違う。
いいなと思った人の考えややっている事はとりあえず真似してみて、いろんな人のいいところを取り入れる。
そこから自分に合うやり方に変えていこうと思っています。
なかなかやる気が出ない事への対処法はこちらの記事で書いたことがあるので良かったら見てみてください。
何事も人と比べるんじゃなくていい意味で自己中に、自分の幸せに貪欲になって頑張りましょう。
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